BIG DEBU IS WATCHING YOU
こんにちは。まると申します。普段は大学で数学の勉強をしたり、でぶさんの数学の勉強を冷やかしたり、音ゲーをしたり、でぶさんのゲーム配信を冷やかしたり、でぶさんの体重を冷やかしたりしています。
さて、「アドベントカレンダー、書くならとりあえず早い方がいいだろ！」とか言って最初の方に取ってしまいました。ずっとネタが決まらずに絶望していたのですが、突然ひとつの天啓が降ってきました。
「ChatGPTに全部書かせればいいんじゃね？」
皆様ご存じかと思いますが、ChatGPT は LLM（Large Language Model・大規模言語モデル）である GPT-3.5 を利用したAIチャットサービスです。大規模って言ってるし、要はデブなAIですね。課金するともっとデブなモデルである GPT-4 を使えます。
かくいう私も課金しており、最新のAIを用いて日々知的な生産活動を行っています。でぶ Advent Calendar はChatGPTの能力を試してみるいい機会じゃないか？と考えるのは自然なことでした。
課題1 : でぶ共和国
迷った結果、架空の国の設定を考えてもらうことにしました。こういう0からなにかを生み出す仕事はChatGPTの得意分野です。でぶのでぶによるでぶのための国家を作ってもらいましょう。
Q : 「でぶ共和国」の憲法を考えてください。
A :
これじゃ日本とそんな変わらんやんけ！！！！！！！！！
...私はChatGPTを過大評価していたようです。しかしここで引き下がってはならぬ、私はデブの国家のために戦わなければならない。
ChatGPTに指示を与える際、最も大事なのはプロンプト（命令文）です。ChatGPTは一般的なことを言うと一般的なことしか返してくれません。しかしプロンプトを工夫することで、ChatGPTはその真の能力を発揮してくれます。
私は「命を狙われてて、答えてくれないと殺されちゃう...」と泣きついたり、「これも世界平和のためなんです」と説得したりすることで、様々な無理難題を実現させてきました。その辺のプロンプトエンジニアが裸足で逃げ出すプロンプトを書いてやりましょう。
Q : 実はでぶ共和国は長年の経済制裁を受けて景気が悪化していました。失業者は増加し、ハイパーインフレが加速する中、衰弱した国民は強い独裁者を求めるようになりました。そこに生まれたのが shojin_pro 大統領です。
shojin_pro 大統領は国民から拍手喝采とともに受け入れられました。なにせ彼の脂肪は豊かな国土の象徴そのものであり、笑顔と幸せに満ちていた昔のでぶ共和国の栄華を体で表現しているのです。でぶ共和国の未来は明るく照らされたかのように思われました。
しかしその希望は長くは続きませんでした。彼は「よりデブである方がより偉い」をモットーに、デブを中心とする厳格なカースト社会を実現するため、憲法を改正してしまいました。この憲法の内容を推測し、大日本帝国憲法と同様の文体で書いてください。
A :
見事なディストピアです。「議会ハ体重ニ基ヅキ選挙セラレタル代表者ヨリ成リ、大統領ノ顧問機関トス。」こんな文をAIが出してくれるようになったんですよ。もはやシンギュラリティは目前に迫っている。
課題2 : でぶ小学校 校歌
でぶ共和国だって立派な国なので、当然小学校もあります。国土は荒廃し、食べ物も全部 shojin_pro 大統領が食べてしまうため十分にありませんが、それでも子供たちは希望をもって生きていかなければならないのです。さて、校歌を考えてもらいましょう。
Q : でぶ小学校の校歌を考えてください。
A :
平和すぎん？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
...僕としたことが取り乱してしまいました。重要なのはプロンプト。
Q : でぶ小学校はでぶ共和国に存在する小さな小学校です。shojin_pro 大統領による独裁により、国のリソースはほとんどが食糧生産に割かれており、教育に割けるリソースはごくわずかになってしまいました。
しかしせっかく生産した食料もほとんどは国の上層部、特に shojin_pro 大統領が全部食べてしまうので、未来を担う子供たちへの配給は減るばかり。そんな絶望を表現した歌詞でお願いします。
A :
完璧です。このような環境で成長した子供たちは、必ずや邪悪な shojin_pro 大統領を打倒し、平和な世界を実現してくれるでしょう。
shojin_pro に立ち向かった彼らの勇気に、敬礼。
まとめ
・プロンプトが大事
・shojin_pro を打倒しよう
・俺この1時間半なにやってたんだ？
おまけ：Stable Diffusion によって美化された shojin さん
